2019年8月にユニクロのグローバルアンバサダーである「錦織圭 選手」「ロジャー・フェデラー 選手」が着用する新ユニフォームが発表された。
今回もデザインを担当したのはクリストフ・ルメール氏が率いるパリのR&Dセンターのデザインチームが担当しており、それぞれの選手の要望を存分に発揮したデザインとなっています。
【クリストフ・ルメール】
フランスのブザンソン出身のファッションデザイナー。
自身のブランド「クリストフ・ルメール」を持つ。
フランスの美術学校アトリエ・セーブル(Atelier de sevres)を卒業しファッションの世界へ入ります。
様々なファッションブランドのデザインアトリエで経験を積み数々の賞を受賞し、1991年に自身のブランド「クリストフ・ルメール」を立ち上げます。
2002年にはその頃の低迷していたスポーツウェアブランドの「ラコステ」のアーティスティックディレクターに就任し美しいデザイン性と機能性を併せ持つデザインで見事に復活させています。
その後エルメス(HERMES)のアーティスティックディレクターにも就任し退任後ユニクロへと参画しています。
【ロジャー・フェデラー選手のウェア】
タキシードからインスピレーションを得た全身黒のワントーンコーデで襟はフェデラー選手の好みであるスタンドカラーが採用されています。
生地には通気性の高いメッシュ素材が採用されました。
今回の全米オープンのデザインに全身ブラックのスタイルを希望したところ、デザインチームから洗練された素晴らしいウエアの提案をもらいました。デザインのディテールとコンセプトは、LifeWearの理念によるスポーツを超えたビジョンに基づいており、毎回ウエアを提案されるたびに、いつも嬉しく思います。すべてのトーナメントに特別なウエアを提供してくれるユニクロのデザインチームに改めて感謝します。 -ロジャー・フェデラー
【錦織圭選手のウェア】
ピンクやブルーのカラーにホワイトとブラックを効果的に使い、ユニクロの今シーズンのテーマであるカラーブロッキングを全身で表現しています。また、機能面では暑さに備えるため襟元と背部はメッシュ仕様とし、プレー中の快適性が持続するよう工夫をしています。
シャツだけでなく、ショートパンツ、ソックスにいたるまで様々なカラーを使ったデザインをとても気に入っています。動きやすさと快適性に優れているので、いつも気持ちよくプレーすることが出来ます。ユニクロの商品はLifeWearのコンセプトのもと細部まで丁寧に作られており、自分のオンもオフも支えてくれています。全米オープンのコートでは、これまでの経験を活かし、最高のパフォーマンスを発揮したいと思います。 -錦織 圭
生地にはユニクロが東レと共同開発した「ドライEX」を採用している。
特徴としては生地肌面の特殊なアーチ構造により、高い吸汗速乾性を実現している点にある。
これにより肌との接着面を減らし汗などによるベタつきを最小限にとどめるよう工夫が施されている。
錦織選手、フェデラー選手の両モデルともユニクロで購入可能です。